非結核性抗酸菌症(肺MAC症)
非結核性抗酸菌症(肺MAC症)
非結核性抗酸菌症(肺MAC症) 60代 女性
元々、子供の頃から気管支が弱かったとのこと。
1年ほど前に体調を崩してから咳が止まらないとのことでした。
病院で非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断され、
西洋薬や漢方を処方されたが、
特に変化はなくきついとのこと。
起床時や食後なども咳や痰があり、
体力低下や体重減少があり
身体のしんどさは常にあるとのことでした。
薬を飲んでも変化がないので、
今は服用していないが、症状は良くしたいので、
しっかり漢方を取り組んでいるところなら
改善するかもしれないと考え、ご相談に来られたとのことでした。
漢方薬は
①咳や痰に対応する漢方薬
の1種類をご提案しました。
また、粘膜強化をはかるべく、ビタミンA剤をご提案しました。
漢方服用から15日、深呼吸ができるようになり、
痰のキレが良くなったので楽になっているとのこと。
咳き込む時間も短くなり、
全体的に良くなってきた実感があるとのことでした。
夜の咳も減っているので、長く眠れるようになったと
喜ばれていました。
漢方服用から1ヵ月半、咳で起きることは2週間で
1、2度程度までに激減しているとのこと。
疲れやすいのはまだあるが、動いてみようかなという
気持ちになってきているとのことでした。
前向きな気持ちになっていることは間違いないとのこと。
漢方服用から2ヵ月半、アレルギーの鼻水が
ちゃんと出せるようになったので、
痰の量が減ったとのことでした。
起床時の咳は少なく、楽になっているかなとのこと。
先生に言われた養生をするようになって
飲み込みが楽になったとのことでした。
漢方は継続中
咳や痰が減ってきていて本当に良かったです。
肺MACはしっかり取り組んでいかないとやっかいなので
引き続きお願いします。
もっと咳の回数が減って体力の消耗も減り、
体重が増えればさらに楽になりますので、
そういったところの観点からも養生をお伝えしていきますね。