コロナ後遺症による咳と味覚障害
コロナ後遺症による咳と味覚障害
コロナ後遺症による咳と味覚障害 60代 男性
新型コロナを発症し回復したが、
常に咳を出したい感じが変わらないとのことでした。
病院で咳止めをもらうも効果はなく、
痰は多いが出せず、仕事などで話すときは咳が出やすく、
長く話した後は特に咳が酷くなるとのこと。
話すことはなくても常に咳が出るので
とにかくなんとかしたいとのことでした。
実は4ヵ月前から味覚がおかしくて、
口の中が常に甘かったので、
当時、コロナにかかっていたのかもしれないとのこと。
今回のコロナ後はその甘さにしょっぱいが足され、
何を食べても甘じょっぱく感じるとのこと。
また、舌先がしびれることも不快で困っているとのこと。
西洋薬は効かなかったし、
漢方ならここが良いと紹介されたということでご相談に来られました。
漢方薬は
①咳や痰に対応する漢方薬
の1種類をご提案しました。
また、粘膜強化をはかるべく、ビタミンA剤をご提案しました。
漢方服用から20日、痰や咳は8割ほど減少して
ずいぶん楽になったとのこと。
仕事もしやすくなってほっとしたとのことでした。
また、舌先のしびれは波が出てくるようになったので、
期待感はありますとのこと。
口内は甘さが抜けてしょっぱいだけ残っています。
何を口にしても味覚が変わらなかったが、
まずは不快な甘さが抜けて本当に良かったとのこと。
咳や痰もかなり楽になったので、
順調に改善が見られると喜ばれていました。
症状がでている・痛めている部位を仕事で使われている場合は
改善が遅いことは少なくありません。
咳や痰の症状でしたので、話すことが多い
お仕事の中で改善が遅くなると思っていましたが、
かなり症状がらくになられたようで本当に良かったです。
味覚も早く戻るといいですね。
※症状や効果効能は個人差があります。