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漢方薬とは→漢方治療は相模原の白井薬局へ

漢方薬とは

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 最近では漢方薬を飲む人が多くなりましたが、
症状や体質の改善にはきちんと合っている漢方薬でなければ意味はなく、
あまりに見当はずれの漢方薬では副作用を招くことも少なくありません。

 数百種類という中から正しい漢方薬を選ぶためには
正しい漢方理論と経験が必要不可欠で、
有名な先生だから良いというわけではないのです。

どの漢方薬が合っているかは、
まず「証(しょう)」という東洋医学的な見立てが正確でなければいけません。

「証」というのは病態の判定であり、
同時にそれは治療方針を決めることに他なりません。

 漢方薬は、病気が治らず色々試した後、
最終手段として漢方薬を使うイメージをお持ちの方が大勢だと思いますが、
相談に来られる方の中には今までの治療がうまくいかなかったり、
症状があってもそのままにしておいたことで、原因となる部分が絡まって、
なかなか紐解けない状態になり、
改善が遅くなったり漢方薬で対応できなくなることも少なくはないです。

西洋医学でも漢方でも、どの治療方法でも
取り組むのは早いに越したことはありません。

色々な治療をされてきて、それでも症状が良くならないという場合でも
漢方薬で取り組むことは良いと思いますが、
最終手段というものではなく、
できるだけ早く漢方相談に来ていただくことが改善への近道だと思います。 

「漢方」は知らないことがあり、不安な部分もあるかと思います。
漢方相談をする前に「漢方」のことを知って、その不安が少しでも無くなれば嬉しいです。
漢方薬はここ10年位で急に世間に広まり、
今では「漢方外来」という科が設置されている病院もあるほどです。

東洋医学に携わる僕らとしてはすごく嬉しいです。

今では「漢方」という言葉はテレビのCMでも耳にするようになり、
「漢方」が以前よりも身近に感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

 「漢方」は元々中国の伝統医学で、空海や最澄らによって日本に伝えられました。
それ以降、日本での医学体系は漢方(当時はまだ漢方という呼び名はない)でしたが、
明治以降、日本に西洋医学が入るようになってから
「漢(国)」の「方(方法)」で「漢方」という呼び名がつきました。

そもそも、ケガなど以外の様々な疾患や症状は急に出てきたわけではなく、
日頃の生活や体質によって徐々に作り出されたものと言っても過言ではないので、
日頃の生活や食事を軽視するわけにはいきません。

これはもっとも重要なポイントで、漢方薬を飲むことと、
日頃の生活や食事なども含めた養生を合わせたことが「漢方」とも言えます。

漢方薬を飲まれている人の中には、
養生をさほど気にしないでも症状が改善することも少なくありません。

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 逆に養生をきちんとしないとあまり改善しない人もいらっしゃいますが、
養生をきちんとした方がより早く症状の改善に働くということは共通していますし、
養生というのは毎日の積み重ねで、症状の原因も毎日の積み重ねでできたものです。

原因となるものは、
症状が出るよりもさらに前から作られているのなので、
どんな治療法であっても根本が1~2ヶ月で改善するのは
まず不可能と考えても良いと思います。

漢方薬の改善は根本からの改善が目的なので、
根本改善までの期間は最低でも数ヶ月をかかります。

ただ、症状に関しては
最低でも3ヶ月はきっちり漢方薬を飲んで、
養生すれば症状改善の具合はわかってきます。

 およそ2千年前から現在にまで伝わっているのが漢方です。
身体に効かなければ途中で消えていてもおかしくないと思います。

逆に言えば、
今まで残っているものは漢方薬の中でも洗練されたものなのではないかと
考えることができるので、
漢方薬が効くかどうかご不安に思っている方は安心していただければ嬉しいです。

また、漢方薬は遥か昔から何に効果があるのか、
どんな副作用があるのかを実際に飲んで、食べてその働きを探ってきました。

これは現在でいう治験
(医師が患者さんの同意を得て、新薬が有効かどうか実験する)というものに
当てはまりますが、これほどまでに長い歴史をかけて経験を積まれた医学は
他にはないと思います。

また、長い歴史の中で改良を繰り返してきた結果、
漢方薬はほとんどの疾患に対応できるようになっています。

とはいうものの、現在の西洋医学も素晴らしい点も多くありますので、
漢方と西洋医学の長所と短所を認識し、
どの方法が一番良い方法なのかを見極めながら選択していくことが大切かと思います。

でも、それをどうやって選択していいか自分で判断するのは難しいですよね?
良いアドバイスができると思いますので、
悩む前にまずは経験豊富な僕らに是非相談してみてくださいね。

例えば風邪で使う「葛根湯」ですが、
これは風邪だけでなく、肩こりや三叉神経痛、扁桃腺炎など
様々な症状にも適応となります。

このように、葛根湯で症状が良くなるとき、その病態は「葛根湯証」となります。
証の前に漢方薬の名前が付く形となり、
この漢方薬の種類によって今までの身体の状態や物事の考え方の傾向、
これから取り組むべき養生(日頃の生活や食事)などがわかるのです。

「占いみたいに当たってる」と言われることも結構ありますが、
それはこの証がどんな生活をして、
どんな考え方をするのかをある程度教えてくれるからなんですね。

証を決定するには疾患部分だけでなく、
その人の全体をきちんと捉えることが必要なのですが、
西洋医学の病名で漢方薬を選ぶ先生も多く、正しい証を決定できない結果、
漢方薬が効かないだけでなく、副作用が出ることも事実で、
そういったことが広がらないか結構心配になってしまいます…。

正しい証がわかれば、
後はそれに対応できる漢方薬を飲むだけですが、
漢方薬自体の質はどうでしょうか?

私たちが毎日食べているお米や野菜も何でも良いというわけにはいきませんよね?

それは漢方薬でも同じなんですよ。

漢方薬の質が悪いと、
ピッタリ合っている証に対応した漢方薬を飲んでいるにも関わらず、
症状が改善しなかったり、副作用が出てしまうことも少なくないですからね。

質の良いもので真剣に取り組んでいきたいと考えているので、
白井薬局では、各製薬メーカーの中でも原料が良く、
製造にこだわって良い製品になっているものを取り扱ってます。

 より良い漢方薬を求めていた結果、
Aの漢方薬は○メーカー、Bの漢方薬は△メーカーというように、
漢方薬によって仕入れている製薬メーカーが違っています。

 前にも書いた通り、様々な疾患や症状は急に出てきたわけではなく、
日頃の生活や体質によって徐々に作り出されたものなので、
早く改善させて、漢方薬をより早く卒業するためにも、
漢方薬を毎日きちんと飲んで、正しい養生を取り組むことが大切だと思います。

1人で悩まずに、まずは漢方相談してみてくださいね。
より早く症状を改善させるためにご一緒に取り組んでいきましょう。

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