硝子体出血・黄斑前膜症
硝子体出血・黄斑前膜症
硝子体出血・黄斑前膜症 60代 女性
数日前から目の中に血液が飛び散って
炭酸のように広がって見えるとのこと。
眼科では硝子体出血だろうが、
手術するまでは経過観察しかないと言われたとのことでした。
いつも漢方相談に来られている方の突発的なご相談です。
漢方薬は
①出血に対応する漢方薬
の1種類をご提案しました。
漢方服用から14日、黒く見える泡や
墨を流したように見えるものは
かなり薄くなってきたと喜ばれていました。
漢方服用から1ヵ月、黒く見える点などは
さらに薄く、少なくなったとのこと。
手術はしなくて大丈夫とのことで喜ばれていました。
漢方薬は減量して継続。
漢方服用から2ヵ月、経過を見るために行った眼科で
黄斑前膜症と診断。軽度のため経過観察と言われたとのこと。
ルテイン製剤を追加でご提案しました。
漢方服用から5ヵ月、両眼の黄斑前膜は
左は改善し、右は程度がさらに下がったとのことです。
こちらも手術の必要性はなくなったために
さらに経過観察とのことでした。
硝子体出血、黄斑前膜症はどちらも手術まで経過観察するしか
方法がないと思っていたが、漢方などでここまで改善したことは
本当に良かったと喜ばれていました。
漢方薬は様子をみながら減量し、数ヵ月後に卒業。
右眼の黄斑前膜もほぼ消失。
眼は生活する上でとても重要な器官です。
今後のことを考えるととても不安だったと思います。
西洋医学では手術しか方法がないものでも
漢方で改善するものもありますが、
良くなられて何よりです。
眼のケアは引き続きお願いします。
※症状や効果効能は個人差があります。