チック症(運動チック)
チック症(運動チック)
チック症(運動チック) 60代 女性
5年前に大病をして入院して、
その退院後からあごが動くようになり、
あごが動く頻度は波があったとのこと。
口腔外科に行ってマウスピースを作ったりしたが、
特に変化はなく原因が分からないとのことでした。
ここ1年はあごが頻繁に動き、
家族からも指摘されるので、気分まで落ちてしまい、
どうしたらいいか分からず不安とのことでした。
当薬局でいつも買い物をしており、
以前に家族が漢方相談で胃腸が良くなったので、
漢方で良くなるかもしれないと思い、ご相談に来られました。
漢方薬は
①自律神経を整え、チックに対応する漢方薬
の1種類をご提案しました。
また、リラックスを促す健康食品をご提案しました。
漢方服用から14日、あごは動くものの、
半分ほどの頻度にまで落ち着いているとのこと。
漢方服用から1ヵ月、あごが動く頻度は前回と同じ程度とのこと。
ひとまず、前ほどの回数ではないのでほっとしているとのことでした。
漢方服用から2ヵ月、以前は症状がでるとその日は
1日中動いていたが、今はそうではないとのこと。
症状が出てもあまりに気にならなくなってきたので
とっても順調に改善している実感があって嬉しいです。と喜ばれていました。
漢方服用から3ヵ月、症状は本当に落ち着てきたとのこと。
出ても短時間で動き方も少しだけで、
家族から指摘されることはなくなったとのこと。
症状を気にすることなく仕事ができて嬉しいとのことでした。
漢方薬は前に戻るのが心配ということで数ヵ月後に減量し、継続中。
相談当初はマスクをしていても
アゴや口が大きく動くのが分かりましたが、
今では動かないので本当に症状が軽減しているようで本当に良かったです。
ご自身でも止められないのにご家族からの指摘は堪えますよね。
今は言われることもないとのことで何よりです。
色々とがんばり過ぎず、脳をリラックスさせながらお過ごし下さいね。
※症状や改善のスピードは個人差があります。