未病先防(みびょうせんぼう)
未病先防(みびょうせんぼう)
未病先防(みびょうせんぼう)
近年の傾向として健康増進のために食事に気を遣ったり、
ウォーキングや体操をしていらっしゃる方が多くなりました。
とっても良いことだと思います。
元気に長く普段通りに過ごすためにも本当に良いことです。
東洋医学の考え方として
「未病先防(みびょうせんぼう)」という理論があります。
これは、体質や身体の状態、気候などから、
将来、罹患する可能性のある病を予測して
病にならないよう今のうちに予防しておこうという考え方です。
病気にかからないように予防することはとっても大切ですね。
実は、簡単な未病先防は
みなさんが実践されていることもあります。
・とても蒸し暑くて熱中症になるかもしれないから、
帽子をかぶったり、水分をこまめにとる →これも未病先防
・寒くて風邪を引かないように少し厚手のものを着て外出する
→これも未病先防
・目が悪くならないように明るい場所で本を読む
→これも未病先防
・胃の調子が悪くならないように食べ過ぎないようにする
→これも未病先防
・肩こりが酷くならないように肩回りのストレッチを多くする
→これも未病先防
上記以外でもたくさんの未病先防をみなさんが実践されていますし、
人間以外の動物でも実践していることもあるので、
未病先防は動物が本来持っている
危機回避能力がわかりやすく表れた行動と言えます。
なぜ、どんな動物でも未然に防ぐようにしているのか?
病気になった方が大変だ!ということを本能的に知っているからです。
本当に大切なことなので、
東洋医学では
養生(食生活や生活リズムなど基本的なこと)が一番で薬などは二の次。
と教えられます。
つまり、東洋医学は症状や病気に対してだけでなく、
健康増進に関しても得意です。
サプリメントが当たり前になっているので、
色々と手が出しやすく、周りの人に影響されやすいですが、
もし、ご自身の健康のためにサプリメントや薬を選ぶなら、
身体や様々な症状に精通している人に聞いた方が絶対に良いです!
症状や病気に対して分かるからこそ、
サプリメントも良いものを知っていますからね。
健康増進についてのご相談も是非どうぞ♪