パニック障害・不安症
パニック障害・不安症
パニック障害・不安症 30代 女性
極度のストレスがあり、
4年ほど前から身体に色々な症状が出るとのこと。
特に不安感は一日中あり、夕方や夜は
おかしくなりそうなほど不安になるとのことでした。
首から下など色々な部位でつまっている感じがあり、とにかく息苦しい。
ちょっとしたことで心配になり、
病気を探してしまうとのこと。
病院で、パニック障害と診断されて、
漢方や抗不安薬など処方されたが、
変化がなく、ストレスをなくせと言われるが、
なくせるものではないので困っているとのこと。
最近は突然、夜に不安で大泣きして小さい子供にも心配されるので
本当になんとかしなければと思っているとのことでした。
遠方だが、知人に当薬局をすすめられて、ご相談に来られました。
漢方薬は
①自律神経を整えて特に不安に対応する漢方薬
の1種類をご提案しました。
漢方服用から15日、漢方を飲んで2日くらいで
良い感じになってきたとのこと。
ただ、生理やストレスをまた受けて
不安感が戻ってしまったとのことでした。
漢方服用から1ヵ月、ストレスがありながらも
不安感が大丈夫な日もあり、落ち着いた感じになったとのこと。
漢方服用から2ヵ月半、食欲も出てきて、
料理したい気持ちは上がっているとのこと。
頓服薬なしで美容室も行くことができたし、嬉しいとのことでした。
大泣きすることはなくなり、調子良い感じですとのこと。
漢方服用から3ヵ月半、調子が落ちても、
また良くなるだろうと思えるようになった。
先生の言うように自分で選択して動くようにしたら
ストレスはだいぶ減りました。とのこと。
息苦しさもそういえば忘れていたほどで、
順調に改善していると喜ばれていました。
数ヵ月後、漢方薬は減量し継続中。
相談当初は本当にどうしたらいいか、どうしようもないなど
頭の中でぐるぐると不安材料だけが回っていましたよね。
今では色々なことに対応することができて、
本当に強くなったと思います。
漢方薬を卒業しても大丈夫なように、
引き続き、ストレスに対処できるように練習していきましょうね。
※症状や改善のスピードは個人差があります。