特発性過眠症
特発性過眠症
特発性過眠症 20代 女性
1年ほど前に月経不順で病院から処方された低用量ピルの
副作用で毎朝の頭痛と異様な眠気が起きるようになったとのこと。
低用量ピルの服用を中止しても副作用は継続しているとのことでした。
睡眠時間をしっかりとっても日中の授業中やテスト中、
講演会など寝てはいけない時にも気づくと寝てしまうので
非常に困っているとのことでした。
とにかく眠いので、休日はほぼ横になって寝てばかりいて、
これから本格的に就活することもあり、ご家族が心配しているとのこと。
病院では甲状腺機能低下症かもと言われたが、
そこまでの眠気になるほどではないと、原因は不明のままとのこと。
以前、ご家族が当薬局の漢方相談で改善したこともあり、
ご相談に来られました。
漢方薬は
①自律神経を整え脳を活性させやすくする漢方薬
の1種類をご提案しました。
(頭痛は先に漢方薬で改善済)
漢方服用から1ヵ月、サークル活動の打ち合わせで
夜に長時間の電話が連日あり、睡眠不足ということもあり、
日中は眠気があるが活動はできているとのこと。
漢方服用から2ヵ月、花粉症が酷くて、
抗ヒスタミン剤を服用しているために眠気はあるが、
いつも数時間していた昼寝が1時間ですむようになったとのこと。
漢方服用から3ヵ月、学校がない日でも
早く起きられるようになったとのこと。
まだ授業中に眠気はあるが、以前よりは大丈夫とのことでした。
漢方服用から4ヵ月、レポートなどで夜更かしすることがあっても
翌朝起きるのはそこまで遅くならないとのこと。
昼寝もほぼしなくても大丈夫になり、しても30分ほどとのこと。
色々と自信もついてきたので、就活に専念できると喜ばれていました。
就職するまでしっかり取り組みたいということもあり、
漢方薬は減量せずに継続中。
ご家族からは本当にずっと寝てると伺いましたが、
今では日中の活動も問題なくこなせていますので、
本当に良かったです。
漢方薬もそうですが、お伝えした宿題を
しっかり実践してからは目覚ましい改善がみられたので、
実践して頂いて本当にありがとうございます。
就活も無事に終わり、本当にほっとしましたね。
いつでも応援していますので、
これからも笑顔が多くなるようお過ごし下さいね。
※症状や改善のスピードは個人差があります。