帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹後神経痛 70代 女性
5年ほど前に左脇腹あたりに帯状疱疹が出て、
その後、帯状疱疹が治っても痛みが残っているとのこと。
刺すような痛みや切り傷のような痛みがあり、
日中だけでなく、寝ている時にも痛くなり、
朝食後は痛みがあるので、
横になっていることが多いとのことでした。
病院ではリリカやビタミン剤が処方されたが、
改善することはなく、逆に副作用が出たので、
長期で飲んでいなかったとのこと。
症状を改善させる方法がわからず、あきらめていたが、
漢方薬で良くなることもあると耳にして、
ご相談に来られたとのことでした。
漢方薬は
①帯状疱疹後神経痛に対応する漢方薬
の1種類をご提案しました。
また、スクアレンカプセル(健康食品)を外用としてご提案しました。
漢方服用から14日、腕を動かすと少し痛いけど、
痛みは3割ほど軽減しているとのこと。
痛みは薄皮を剥がすように1枚1枚とれているとのことでした。
リリカを飲んでいる時は良くなっている感じがなかったが、
今は順調に改善しているのがわかると喜ばれていました。
漢方服用から1ヵ月、基本的に痛みは前回から横ばいだが、
かなり良い日もあり、希望が持てるとのこと。
日中に活動できる時間が増えてきたと喜ばれていました。
漢方服用から2ヵ月、痛みは普通に掃除もできるようになり、
良い感じになっているとのこと。
朝食後もあまり痛くないので、横になっていないとのことでした。
実は、以前から軽い強皮症があるとのこと。
でも、このところ良くなって、
病院からはもう通院しなくて良いと言われ、
とっても気分が良いと喜ばれていました。
漢方薬は継続中。
痛みが強く、数年間つらかったと思います。
帯状疱疹後神経痛はかなり時間がかかることもありますが、
早く改善に向かっており、本当に良かったです。
ただ、油断はできません。
お孫さんのお世話をする時はくれぐれも
無理をなさらぬようご注意下さいませ。
引き続き一緒に取り組んでいきましょうね。
※症状や改善のスピードは個人差があります。
